ゼンマイを巻くことを忘れてはいけない

趣味性の高い腕時計である機械式時計は、しまっておく場合にはいくつか気を付けておかなければいけないことがあります。その中でも、機械式時計の扱いに慣れていない人がやってしまいがちな失敗が、いざ機械式時計を使おうと思った時に時計の針が動いていないというパターン。機械式時計はバッテリーで動いている訳ではないので、一定期間ごとにゼンマイを巻かないと針が動かなくなってしまいます。それを忘れて長期間保管していると、針が止まってしまい時刻がずれてしまうことになるのです。もちろん、その場でゼンマイを巻いて時刻を合わせれば問題ありませんが、出勤前だったりすると結構な時間のロスになるので、定期的にゼンマイを巻くことを忘れないようにしましょう。

磁気に近いところには置かないようにしよう!

機械式時計をしまっておく場合には、保管場所にも気を付けなければなりません。一番やってはいけないことが、磁気を発生させるものの近くに保管することです。機械式時計は金属製のパーツをいくつも使っているので、長い間ずっと磁気の近くに時計を置いておくとパーツが磁気帯びしてしまい、正確に時を刻むことが出来なくなります。それを避けるためにも、機械式時計は磁気を発生させるものから離れた場所に保管するようにしましょう。磁気を発生させるものとしては、テレビやラジオ、携帯電話などがあります。万が一、機械式時計が磁気帯びしてしまった場合は、市販の磁気抜きツールを使うなどして、時計から磁気を取り除かなければなりません。

グランドセイコーとは日本の腕時計メーカーのブランドのひとつで、装飾を控えた上品なデザインが特徴です。